「スマホを置くだけで充電できるなんて、不思議だな」と思ったことはありませんか?
実は空中に電気がビビビッと飛んでいるわけではなく、理科で習った「電磁誘導(でんじゆうどう)」という、ちょっとした工夫を使っているんです。
今回は、この仕組みを専門用語を噛み砕いて、短時間で読めるようにまとめました。
1. 仕組みを支える「2つのパーツ」
ワイヤレス充電には、「コイル」と呼ばれるぐるぐる巻きにされた銅線が欠かせません。これが2つの場所に隠されています。
- 充電台の中: 「電気を送る」ためのコイル
- スマホの中: 「電気を受け取る」ためのコイル
この2つのコイルが重なり合うことで、目に見えないエネルギーの受け渡しが始まります。
2. 仕組みの正体「電磁誘導」を噛み砕くと?
「電磁誘導」という言葉は難しそうですが、中身はシンプルです。
一言でいうと、「磁石を動かすと、つられて電気が生まれる」という現象のことです。
充電の3ステップ
step
1充電台が「磁石」の力を作る
充電台に電気が流れると、中にあるコイルが一時的に磁石のような状態になります。
step
2**「磁石のパワー」が波になって届く**
充電台の中では電気が細かく動いているので、そこから出る磁石の力も「波」のように動いてスマホに届きます。
step
3**スマホが反応して「発電」する**
スマホ側のコイルがその「動いている磁石の力」を感じ取ると、「磁石が動いたから、電気を流さなきゃ!」と反応します。これによって、スマホの中で自ら電気が生まれるのです。
3. まとめ:ワイヤレス充電は「磁石のバトンタッチ」
ポイントのまとめ
- 充電器: 電気を流して「磁石の力」に変える
- 空間: その磁気が「波」となってスマホへ届く
- スマホ: 磁気の動きに反応して、コイルの中に「電気」を作る
つまり、ワイヤレス充電器は電気を飛ばしているのではなく、「磁力を使って、スマホに自力で発電させている」というのが正解です。
次にスマホを置くときは、「今、目に見えない磁石のバトンが届いたんだな」とイメージしてみてくださいね。